Gerd AltmannによるPixabayからの画像
最近よく聞く「Markdown(マークダウン)」って言葉。
Notionとか、GitHubとか、ChatGPTでもよく出てくるけど、正直「なにそれ?」って感じでした。
使ってみたらこれが意外と便利で、**“文字だけで装飾ができるシンプルな書き方”**だったんです。
この記事では、実際に使ってみてわかったMarkdownの仕組みと、
どんな種類(書き方)があるのかをまとめてみました。
Markdownとは?
ざっくり言うと、文字にちょっとした記号を足すだけで、文字の見た目を変えられる仕組みです。
たとえば、こんな感じ👇
# タイトル
**太字**
*斜体*
- 箇条書き
これを対応しているアプリで表示すると、ちゃんと装飾されます。
タイトル
太字
斜体
- 箇条書き
つまり、裏でコードっぽいことをしてるけど、HTMLみたいに難しいタグは不要。
「簡単なルールを覚えるだけで、きれいに整った文章が書ける」っていう、そんな仕組みです。
Markdownでできること一覧(ざっくり)
実際に使える装飾の種類はこんな感じ👇
まずは基本のものから紹介します。
■ 見出し(タイトルっぽく)
行頭に「#(シャープ)」をつけるだけで、見出しになります。
#の数が多いほど小さな見出し。
# 大見出し
## 中見出し
### 小見出し
大見出し
中見出し
小見出し
ブログの構成を整理するのにも便利です。
■ 太字・斜体・取り消し線
文章を強調したいときは記号で囲みます。
**太字**
*斜体*
~~取り消し線~~
太字
斜体取り消し線
■ 箇条書き・番号付きリスト
リストっぽくまとめたいときに便利。
- 買い物リスト
- タスク
- ネスト(ひと段下げ)
- 買い物リスト
- タスク
- ネスト(ひと段下げ)
番号付きもできます。
1. 一つ目
2. 二つ目
3. 三つ目
- 一つ目
- 二つ目
- 三つ目
■ 引用
ちょっと引用したいときやメモっぽくしたいときに。
> これは引用文です。
これは引用文です。
■ リンク
リンクはこう書きます👇
[OpenAI](https://openai.com)
→ OpenAI
■ コード(プログラムやコマンド)
コードっぽい文字を見やすく表示できます。
1行ならバッククォート(`)で囲みます。
`print("Hello")`
print("Hello")
複数行のときは3つ連続で。
```
print("Hello")
print("World")
```
print("Hello")
print("World")
■ 水平線(区切り線)
文章の区切りに。
---
ちょっと応用編:拡張Markdown
ここからは、使うアプリによっては動く「ちょっと便利な書き方」です。
GitHubとかChatGPTでは普通に使えます。
■ チェックリスト(ToDoリスト)
- [ ] 未完了
- [x] 完了
- 未完了
- 完了
進捗管理やメモにピッタリ。
■ 表(テーブル)
| 項目 | 内容 |
|------|------|
| 名前 | 山田 |
| 年齢 | 30 |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 山田 |
| 年齢 | 30 |
これ、ちょっと練習すれば簡単に作れます。
■ 改行のコツ
Markdownは普通の改行(Enter)だと反映されないことが多いです。
行末にスペースを2つ入れるか、1行空けることで改行されます。
これで段落。
これで改行
ここに続く。
Markdownを使ってみて感じたこと
最初は「なんか記号が多くてややこしい」と思ったけど、
慣れてくると文章がすっきりして、整理しやすくなる。
特にNotionやChatGPT、GitHubを使う人にはかなりおすすめ。
「いちいち装飾ボタンを押さなくても書ける」っていうのは、地味に快感です。
まとめ:Markdownは“文字で整える魔法”
Markdownは、文章を整えるための最小限のルール。
難しいことを覚えなくても、
ちょっとした記号を覚えるだけで見栄えがぐっと良くなります。
覚えるのはたったこれだけ👇
#:見出し** **:太字-:リスト[]():リンク| |:表
これさえ使えれば、Markdownの8割はマスター。
「裏のコード」なんて怖がらずに、ぜひ気軽に使ってみてください。


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