子供向け教育

時計の見方







小学1年生に教える時計の読み方|何時・何時半から何分まで


親子で学ぶ・小学1年生の算数

小学1年生に教える時計の読み方|何時・何時半から、何分まで図でやさしく解説

犬、猫、ハムスター、ハリネズミが並ぶイラスト
いっしょに時計を読んでみよう

「短い針と長い針、どっちを先に見るの?」「3時半って、短い針は3と4のどちら?」時計の読み方は、大人には当たり前でも、子どもには新しいルールがたくさんあります。この記事では、保護者の方が小学1年生に説明しやすいよう、時計の絵を見ながら少しずつ進めます。まずは何時、次に何時半。そこまで分かったら、時計の数字を使った何分にも挑戦しましょう。

まずは時計の針を見分けよう

針が2本ある時計では、短い針と長い針で役割が違います。最初に色と長さで覚えましょう。この記事では、短い針を青、長い針をオレンジで描いています。

短い針は「何時」/長い針は「何分」

針の中心から、どちらが長いかな?
短い青い針=何時長いオレンジの針=何分

おとなの声かけ例

「青い針とオレンジの針があるね。どっちが短いかな?短い針は“何時”を教えてくれるよ。長い針は“何分”を教えてくれるんだね。」

針が2本重なって見えるときもあります。たとえば12時ちょうどは、短い針も長い針も12を指します。色で分けておくと、見分ける練習がしやすくなります。

ステップ1:「何時ちょうど」を読もう

まず短い針を見て、通りすぎた数字を読みます。次に長い針を見て、12を指していたら「ちょうど」です。たとえば短い針が3、長い針が12なら「3時ちょうど」です。

長い針が12なら「○時ちょうど」

「3時ちょうど」と読みます。
「7時ちょうど」と読みます。
1短い針を見る

短い針の数字はどれかな?

2長い針を見る

長い針が12ならちょうど。「3時ちょうど」と読む。

「短い針が3。長い針は12。だから3時ちょうど!」と、順番に声に出してみましょう。最初は針の位置を指で示すと、子どもも追いやすくなります。

ステップ2:「何時半」を読もう

長い針が6を指すと、1時間の半分が過ぎたところです。これを「○時半」と読みます。ここで迷いやすいのが、短い針の位置です。

3時半の短い針は、3と4のあいだ

3時から4時へ、短い針も少し進みます。
8時から9時へ進む途中なので、8時半。

短い針が数字と数字のあいだにあるときは、通り過ぎた小さいほうの数字を読みます。3と4のあいだなら、まだ4時ではなく3時台です。長い針が6なので、「3時半」になります。

おぼえ方:長い針が6に来たら「半」。短い針が次の数字に近づいていても、小さいほうの数字から読みます。

おとなの声かけ例

「短い針は3を過ぎて、4に向かっているね。まだ4には着いていないから、3時の途中。長い針が6だから、3時半だね。」

「何時」と「何時半」だけで、まずは大丈夫

文部科学省の小学1年生向け指導資料では、時計を見て「何時」「何時半」を読み取ったり、時計の針を合わせたりする学習が紹介されています。時計の読み方は子どもの生活経験によって差があるため、まずはここまでをゆっくり練習すれば十分です。学校で学んだ内容に合わせ、焦らず進めましょう。

はじめのゴールは、この2つ

12長い針が12

短い針の数字を読んで「○時」

6長い針が6

短い針の小さいほうの数字を読んで「○時半」

「何時」を読む練習では、短い針が数字を指し、長い針が12を指す時計から始めると分かりやすいです。実際の時計では、時間が進むにつれて短い針も少しずつ動きます。まずは「何時」と「何時半」を読み分け、慣れてから細かい分に進みましょう。

ステップ3:慣れてきたら「何時何分」に挑戦

何時・何時半が読めるようになったら、長い針を使って分を読んでみましょう。時計の数字は、分を読むときには5分ずつ進みます。長い針が1なら5分、2なら10分、3なら15分です。

長い針は、数字ひとつ進むと5分

120分/60分
15分
210分
315分
420分
525分
630分
735分
840分
945分
1050分
1155分

長い針が12に戻ると1時間。12から時計回りに、5分ずつ数えます。

たとえば長い針が2なら、12から「5、10」と数えて10分。短い針が4を少し過ぎていれば「4時10分」です。分を読む練習は、長い針が12・3・6・9にある時計から始めると取り組みやすく、慣れたら1つずつ数字を増やせます。

分まで読んでみよう

長い針が2=10分。4時10分
長い針が5=25分。6時25分
ここがポイント:長い針が6なら30分です。でも「短い針が6だから30分」とは読みません。分を決めるのは、いつも長い針です。

親子でできる、短い練習

時計の絵を見せて、親子で交代しながら答えてみましょう。正解を急がず、「どの針を見た?」と考え方を聞くのがおすすめです。

時計を読んでみよう

Q1
Q2
Q3
答えを見る

Q1:8時 — 長い針が12、短い針が8です。

Q2:5時半 — 長い針が6、短い針は5と6のあいだです。

Q3:4時10分 — 長い針が2なので10分。短い針は4を少し過ぎています。Q3は分まで読む練習です。

うまく読めないときは、暮らしの中で練習しよう

机に向かって何問も解くより、生活の中で時計を見るほうが意味と結びつきやすいことがあります。「おやつは3時」「お風呂は7時半」など、子どもにとって分かりやすい予定を使ってみましょう。

  • 食事の前に「今は何時かな?」と一緒に見る
  • 時計の針を指でなぞりながら、短い針と長い針を確認する
  • 読めたら「そう、長い針が6だから半だね」と見方をほめる
  • 疲れてきたらそこでおしまい。次の日にまた1問だけやる

短針と長針を逆に読んでも、間違いを責める必要はありません。「長い針はどっちだったかな?」と色や長さに戻って考えれば大丈夫です。時計の読み方は一度で覚えるものではなく、何度も見て少しずつ身につけていくものです。

よくあるつまずきと声かけ

短い針と長い針が混ざる

「短い針は何時、長い針は何分」と、毎回同じ言葉で確認します。青・オレンジなど色を決めてもよいでしょう。

3時半を4時半と読む

短い針が進んでいる方向ではなく、今通り過ぎた数字を読みます。「まだ4には着いていないね」と伝えます。

12を0分と60分のどちらで読むか迷う

「ちょうどの時計では12」「1周して12に戻ったところ」と、問題の時刻に合わせて説明します。まずは○時ちょうどの読み方を定着させましょう。

数字の間の分が難しい

まずは12・3・6・9の位置だけで練習。そこから5分ずつ数える範囲を広げれば大丈夫です。

まとめ

時計を読むときは、まず針の長さを見分けます。短い針から何時かを読み、長い針で何分かを確かめます。長い針が12なら「○時」、6なら「○時半」です。短い針が数字と数字の間にあるときは、小さいほうの数字を読みます。そこまで慣れたら、長い針の数字を5分ずつ数えてみましょう。

小学1年生には、いきなり全部を覚えさせなくて大丈夫です。身近な時計を一緒に見て、「今は何時かな?」から始めてみてください。

参考にした資料


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この記事を書いた人

いえい

茨城県在住の会社員。日常の「なんで?」を「なるほど!」に変える雑記ブログ「iette'ie」を運営しています。 身近な疑問を調べ、難しいこともできるだけわかりやすく解説。「わかった!」で終わらず、次の「もっと知りたい!」につながる記事を目指しています。 学びに年齢は関係ありません。一緒に日常の小さな発見を楽しみましょう!

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